
解決事例
風が吹く体感型4Dゲームを開発したい!
臨場感を実現するファンとは!?
アミューズメント機器メーカーZ社(従業員数:約1,500名)
解決策を探していたA氏は山洋電気から,120mm角×38mm厚のDCファンの提案を受けます。
「提案を受けたとき,山洋電気のファンも他社と変わらないように見えました。カタログの最大風量だけを比較していたためです。しかし,営業担当者に指摘され実使用領域で比較したところ他社のファンよりも風量が大きいことがわかりました。」
強く興味を持ったA氏は,さっそく実際の性能を確かめるために評価試験をおこないました。
「検証してみると,十分な風量を得られることがすぐに分かりました。また,臨場感を出すための風量の調節に関しては,提案いただいたファンに標準で『PWMコントロール機能』がついていたので,細かい風量調節が簡単にでき,調節幅も広がり,思うような臨場感が出せるようになりました。最初は電圧でのコントロールを考えていて,なかなかうまくいかなかったので,まさに求めていたファンに出会えたという思いでした。さらに,リード長の変更,コネクタの取り付けなどのカスタマイズにも柔軟に対応していただき,高い社内評価に結びつきました。」(A氏)
こうして,Z社は山洋電気製ファンの採用を決定します。
その後,Z社は新たな「4D」体感ゲームの開発に成功。インパクトのある演出を実現したことで,マスコミやユーザーから高い評価を得ることができました。A氏はこう語っています。
「冷却用途以外でファンを使用したのは今回が初めてでした。この成功を受けて,今後は別のゲーム機で,たとえばボールを吸い上げたり飛ばしたりする仕掛けなどに,ファンの使用を考えています。山洋電気にはこれからもいろいろと相談したいと思っています。」