TECH COMPASS
現場課題を,解決へと導く技術が見つかる
解決事例
業務用IH調理器の小型化には軸流ファンのサイズがネックに

ブロアへの置き換えで装置の小型化を実現!?

業務用厨房機器メーカーO社(従業員数:約200名)
HOME>解決事例>業務用厨房機器メーカーO社(従業員数:約200名)

Solution
解決策・効果

ブロアで装置の小型化を実現

課題解決のため情報収集を続けていたE氏は,とある展示会で山洋電気のブースを訪れ,ブースの担当者に抱えている課題について相談しました。
後日,山洋電気の営業担当者はE氏を訪問し,軸流ファンをブロアに置き換える提案をしました。
「ブロアに置き換えることで,装置全体を大幅に小型化できることがわかりました。ブロアは軸流ファンと違い,吸込口と吐出口が直角になっているので,空気をファン側面から吸い込みます。そこで,ブロアを寝かせて搭載することで装置の高さを抑えることができます。さらに山洋電気製ブロアの期待寿命は40,000時間(*)とのことで,耐久性も問題ないと見込めました。」(E氏)

* L10:残存率90% 60℃,定格電圧,連続運転,フリーエアー状態

提案に強く惹きつけられたE氏は,早速評価サンプルを取り寄せ,試作機に組み込んで評価をおこないました。
「ブロアの場合,高静圧で直進性のある風を送ることができるので,熱源を直接効率的に冷却することができます。これまでの軸流ファンでは風が分散していたために,風を誘導するダクトを作っていたのですが,その分のスペースを削減できただけでなく,設計工数および材料費が削減できました。さらに,PWMコントロール機能により,回転速度を適切にコントロールすることで省エネも期待できます。社内からは非常に高い評価を得られました。」(E氏)

こうしてO社は山洋電気製ブロアを正式採用し,開発中の業務用IH調理器に実装しました。結果,当初の要件通りの仕様で開発に成功し,数か月後にリリースされた新モデルは市場から高い評価を受けました。

E氏はこう語っています。
「おかげさまで多くのお客さまより好評を得ることができました。山洋電気とは長い付き合いになりますが,この先も色々と相談に乗ってもらいたいと思っています。」(E氏)

効果
  • 軸流ファンをブロアに置き換えることで,装置の小型化を実現。
  • 40,000時間(*)の期待寿命を確保。
  • PWMコントロール機能により,消費電力もカット。

1 2
ファン
「EV(電気自動車)充電器」の拡充に立ち塞がる3つの壁。
“耐久性”,“信頼性”,“省エネ”の高い要求を満たす防水ファンとは?
ファン
発熱量が増大する5G通信機器 新たな冷却対策をどうする!?
ファン台数の削減と冷却性能アップを両立した「遠心ファン」とは
ファン
フィルタの密度が高い空気清浄機に最適なファンとは?
PWM機能付きのブロアと技術サポートで,十分な風量と低騒音を両立
ファンの事例一覧