TECH COMPASS
山洋電気株式会社の製品・技術情報サイト
解決事例
食品乾燥機のサイズを変えずに,乾燥能力を向上したい!

三相モータをサーボモータに置き換え,羽根の回転速度アップを実現!

食品加工機メーカーM社 (従業員数:約100名)

Solution
解決策・効果

三相モータをサーボモータに置き換え,羽根の回転速度アップを実現!

展示会で山洋電気のブースを訪れたY氏は,何か良い方法がないか相談しました。山洋電気の担当者は,後日訪問して課題を詳細にヒアリングし,サーボモータへの置き換えを提案しました。
「三相モータからサーボモータへの置き換えを提案してくれました。三相モータでは,負荷が大きくなると回転数が落ちるという特性がありますが,サーボモータでは,三相モータのようなすべりがなく,負荷にかかわらず高回転を維持できるとのことです。同じ出力容量のサーボモータは三相モータより対応できる負荷の幅が広いので,モータサイズを変更せずに羽根の回転速度の向上が期待できました。サーボモータを使えば,今回の乾燥機の風量アップも実現できます。」(Y氏)

早速,M社は,山洋電気のサーボモータで試作機を作成。現行モデルよりも風量が大幅にアップしたことを確認しました。

今回の開発について,Y氏はこう振り返ります。
「今回,山洋電気に相談して良かったです。丁寧に教えてくれたので,サーボモータという新しい選択肢が増えました。また,シャフト加工などのカスタマイズもおこなっていただき,社内での工数を抑えることができました。」(Y氏)

M社では今後も,課題が生じたときは山洋電気に相談しながら製品開発を進めていきたいとのことです。

効果
  • サーボモータに置き換えることで,サイズを変えずに回転数・トルクをアップ。
  • シャフト加工済みで納品されるため,工数を削減できた。
1 2
モータ・ドライバ
ステッピングモータを活用した装置事例もご紹介
ステッピングモータが高精度な位置決め制御をシンプルに実現できる理由とは?
モータ・ドライバ
モーターの故障の予兆を検知!予知保全で「止まらない工場」に貢献する方法とは?
モータ・ドライバ
内製化・自動化による生産革新で「生産工数1/2」と「リードタイム1/4」を実現した生産技術部のチャレンジ