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山洋電気の歩みと技術革新(25)

防災用ディーゼル発電装置「SANUPS G53A」

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History
歴史

建築基準法や消防法では特定の建築物に対し発電機の設置が義務づけられているため,防災用ディーゼル発電装置の市場では,標準仕様の発電装置が多く設置されています。
近年は,導入や運用をより省力化するため,標準仕様の発電装置をベースとしたカスタマイズ製品の需要が多くなってきました。このような背景のなか,当社は消防法に適合し,お客さまの要求に幅広く応えられるオプションを有した屋外型の防災用ディーゼル発電装置「SANUPS G53A」を開発しました。

製品の概要

「SANUPS G53A」は定格出力容量200/230kVA,250/290kVA,290/320kVAの3種類の量をラインアップしています。外箱は屋外設置ができるキュービクルで,ディーゼル機関,交流発電機,制御盤を内部に設置しています。

SANUPS G53A

図1 「SANUPS G53A」

制御盤正面

図2 制御盤正面

製品の特長

・IoT 機能搭載
汎用プログラマブルロジックコントローラ(以下,PLC)の採用により,EthernetやRS-485などの汎用インタフェースを用いて,LANや周辺機器に接続できるIoT機能を搭載しています。

・幅広いオプション
寒冷地仕様,耐塩塗装,発電装置出力400V,計測項目の追加,ロギング機能など,お客さまの用途に合わせて幅広いカスタマイズができます。

・長時間の電源バックアップ
当社の無停電電源装置(UPS)と組み合わせることで,安定した電源を途切れることなく供給できます。また,オプションの大容量の燃料タンクを接続することで,さらなる長時間の電源バックアップができます。


近年,多くの自然災害が発生し,長時間停電時の非常電源の確保は,自治体の防災や企業の危機管理を担当するお客さまの高い関心事項となっています。
当社は,「SANUPS G53A」などの長時間バックアップができる発電装置だけでなく,停電時に無瞬断で電源を供給できる無停電電源装置(UPS)も製造しているため,当社の技術,製品,サービスで,高品質で,長時間のバックアップができるシステムをワンストップで提供できます。今後も,お客さまの安全・安心な社会の実現に,非常用電源の供給を通じて貢献していきます。