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高温環境でも長期間動作するファンがほしい

業務用プロジェクタの開発を支えた「耐温ファン」とは?

映像機器メーカーA社(従業員数:約700名)
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Problem
課題・問題

会議室やホールなどで広く利用されるようになった「業務用プロジェクタ」。近年は,LEDやレーザーなどを採用した高輝度のモデルが主流になりつつあります。従来品に比べ,長寿命,メンテナンスフリー,さらに高色再現などの点でさまざまな優位性を持ち,急速に普及が進んでいます。

新型プロジェクタ開発,高温でも長期間動作するファンが必須

業務用の撮影機器,音響機器などの製造・販売をおこなうA社。同社はこのほど,LEDやレーザーなどの固体光源を搭載した業務用プロジェクタの開発に取り組んでいました。A社研究開発部のD部長はこう語ります。

「開発にはいくつかの技術的な課題を抱えていました。その一つは,開発中のレーザー搭載モデルの冷却システムについてでした。
レーザー光源は比較的発熱が少ないとはいえ,長時間使用するとプロジェクタの内部が非常に高温になります。レーザー光源は熱に弱く内部に蓄積した熱が不具合の原因になるため,効率的な冷却が欠かせません。このため,ファンは高温環境下でも長期間動作することが必須条件でした。」

加えて,業務用プロジェクタは通常よりも遠い距離で投影をおこなうため少しの振動でも映像に影響します。そこで,より厳しい低振動性能が求められました。D氏らはこれら要求を満たすファンを探し,情報収集を進めました。

「開発中のモデルは,業務用プロジェクタ事業の拡大を図る布石ともいうべき製品でした。お客さまのニーズに応える製品を作るため技術面での妥協はしないと,スタッフ一同意気込んでいました。」(D氏)

課題
  • 高温環境下でも長期間動作するファンが必要。
  • ファンの振動をできるだけ低減したい。

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